ドボルザーク 交響曲第8番 第三楽章

第一楽章 – [0:06]
第二楽章 – [9:57]
第三楽章 – [21:28]
第四楽章 – [27:05]

1889年に、チェコ プラハ郊外の自然豊かな村で書かれたドボルザーク 交響曲 第8番。

重々しいチェロの旋律に続いて、朝もやの森の中の中から聞こえてくる鳥のさえずりのようなフルートのソロ。この曲の中では随所にチェコの美しく穏やかな田園風景が浮かんできます。

この曲が生まれた当時、チェコ(当時はボヘミア)を含む中東部ヨーロッパは、ハプスブルク家の君主によって支配され、オーストリア=ハンガリー帝国に属しており、独立を求めて民族運動に揺れ動いていた時期。そんなご時世ということもあってか、勇ましい曲調も随所に見られます。

スラブ的・チェコ的な民族舞曲・民謡などを積極的に取り入れ、民族的、郷土愛に溢れたこの作品の中でも、特に美しい旋律で有名な第三楽章。

激動の時にあっても、ヒトは恋をし続ける・・・というふうに、私は受け取っています。

憂いに満ちたワルツ風のこの舞曲を聴くたびに、美しい貴婦人の姿が目に浮かんでしまいます。

恋心を抱いてしまいつつも、立場上、自分の想いを伝えることも、そのような素振りさえできなくて。。。

しかし彼女はいつも屈託のない美しい笑顔で接してくれる。。。

「うぉぉぉ~!好いたらしいぃぃぃぃ!」

こんな美しい旋律、恋をしていなければ書けるわけがない!!・・・と思うのは私だけでしょうか?

この曲も、ピアノの連弾バージョンがYouTubeに載っています。

そういえば、初めてこの曲を聴いた時、家に帰ってピアノで弾きまくった、衝撃的な出会いだったのでした。

各種楽譜は国際楽譜ライブラリープロジェクトからPDF形式のものが入手可能です。

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