ヴェチェイ 悲しみのワルツ(Valse Triste)


Valseとは、フランス語などでワルツ。Tristeは悲しみ。

この「Valse Triste」というタイトルがついた楽曲は結構あって、今回は、ハンガリーのヴァイオリニストで作曲家のフランツ・フォン・ヴェチェイ(Franz von Vecsey:1893-1935))による作品。

私の身体の中には割りと頻繁に、演歌の他に、短調な3拍子の血が流れます。(苦)
たまに頭にハチマキを巻いて「悲哀だ!悲哀だ! 悲哀だぁ~~~!」と叫びたくなる衝動に駆られます。

私が作曲する曲も、実際マイナー(短調)でゆっくりとした3拍子のものが多いです。

こちらの楽曲もISMLPプロジェクトホームページからPDFによる楽譜が入手可能ですが、ピアノとヴァイオリンによる楽器構成が基本となっています。・・・オーソドックスな演奏風景となりますと、こちらのKinga Augustynさんの演奏のようなカンジになるようです。

チェロの響きにもよく合う曲ですね。チェロ&ピアノバージョンはこちら

ハンガリーの打弦楽器ツィンバロンと合わせた、N響のコンマス 篠崎 史紀さんの演奏も秀逸。

ピアノ用にアレンジされたバージョンもありました。